育毛と洗髪 シャンプーはツール [シャンプーの効果と選び方]
シャンプーの役割は汚れを落とすこと?
シャンプーについては、洗浄成分などをを取り上げましたが、
その役割としては、洗浄と「頭皮を揉みほぐす」ためのツールだと思います。
そもそも、「洗髪」も「頭皮を揉みほぐす」ことによって賄うことができます。
なので、ちょっと極端に言うなら、
シャンプーは頭皮をマッサージし易くするための潤滑剤という感じでしょうか。
頭皮の血行が良くなると頭皮の温度があがり毛穴も開きますので、
結果的に、洗う(マッサージ)という動作が、
浮かび上がった汚れを落とすことに繋がります。
しかし、「揉みほぐす」と言われると、
「手間がかかる」とか「面倒」という印象が湧いてしまいます。
でも、毎日行うことだからこそ大切なのです。
この点は、意識として持っていたほうが良いと思います。
そして、髪を洗うとは「付着した汚れ」を落とし、
本来の頭皮環境を維持するための行為ですが、
何でもかんでも洗い流すのとは違います。
皮脂についても、全てが邪魔なのではなく必要な脂分もあります。
痩せた土壌に作物があったのではなく、
今ある髪は豊な土壌があったからこそ、存在しているということです。
シャンプーの泡立ちなら、感触的な「充実感」を得るためではなく、
粗雑な突っ掛りで髪や頭皮を痛めないために適度に必要です。
洗髪はシャンプーが主体ではなく、
揉みほぐすための補助的なツールがシャンプーと解釈する。
こう考えると、余計な成分が不必要なこともしっくりきます。
要は、いかに髪と頭皮に負担を掛けずに揉みほぐすことができるか。
これを意識することで、育毛の効果も上がってくると思います。
「洗う」というよりも、揉みほぐすことで汚れも落とせると認識する。
そして、身体のマッサージが温めることから始まるのと同様に
洗髪もシャワーなどで頭皮を十分に温めてから揉みほぐすことで育毛の助けになります。
質の高い洗髪も育毛の一環です。
一見、効果が見えないと思える洗髪も、毎日だから影響があるのです。
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