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薄毛と発毛 髪が育つ仕組み [基礎的なこと]

薄毛の原因には、怪我や病気によるものや加齢やストレスに伴うものなどがありますが、

何れも「髪を維持できない状況」に陥るために薄毛に至ります。

頭髪が生える仕組みとして、毛母細胞の分化による増殖活動があります。

この毛母細胞の活動を活性化するには、良好な血流の確保が必要であり、

髪を作るための栄養や酸素は毛細血管を通じて供給されます。

ただし、栄養も酸素も髪のために「優先的」に供給されるのではありません。

昔のCMで「髪は血余(けつよ)」というものがありましたが、

他の器官等で余った栄養が「髪の分」として回ってきます。

なので、頭皮環境等に問題がなくても、

身体の血流が悪かったり、肝臓などに異常があったりしても、

髪への栄養供給が滞ることになる可能性があります。

毛母細胞の分化活動が正常であっても、

血流による栄養供給が絶たれてしまえば、

頭皮の状況も悪化の一途を辿ってしまうわけです。

これと一般的な「薄毛条件が一致」してしまうと、

勘違いによって、頭皮ばかりに目が行ってしまいます。

こうなると、本来、有効であるはずの育毛手段も機能しません。

この点を踏まえ、

体が健康な状態にあるかどうかに目を向けることは、

育毛を行う上でも重要な要素となります。

もし、今までに施してきた育毛方法に効果がないと感じたら、

原因は健康そのものにあるかもしれませんので、

根本的な部分での体調チェックが必要です。

心身の健康を無視すると、育毛自体が小手先のものになってしまいます。

髪を育てるには「余分な栄養」が必要です。

体の健康を整えてこそ、育毛の効果が得られるということ。

「育毛は一日にしてならず」です。

地味に聞こえるかもしれませんが、

育毛と健康の密接な関係を意識しましょう。


 


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